エンジョイ ビートルズ!

The Beatlesをこよなく愛するファンによるブログです。

ビートルズ歴代シングル売上枚数ランキングTOP10-英国

ビートルズシングルランキング

今回はビートルズ歴代シングル売上枚数ランキングTOP10をみなさんと一緒に見ていきたいと思います。TOP10をみて、どのような傾向があるのかも考えたり、僕個人の各曲に関する感想を描いたりしていこうと思います。今回も一緒にビートルズを楽しみましょう^^!

 

 

第1位: SHE LOVES YOU 192万枚

この曲はドイツ語バージョンもありますよね。ぼくはドイツ語はさっぱりわかりませんが、ビートルズとドイツの関係は切っても切れません。ビートルズが若かりし頃、ハンブルグでライブ演奏をしていました。いわゆる修行って感じだと思います。若いうちから海外に渡ってバンド演奏を磨いて実力を上げていったんですね。しかし、シングルではこのタイトルが1位だったとは正直驚きました。たしかにこの曲もいい曲ですが、ビートルズの曲ではもっと有名な曲も多いですからね。She Loves You は1963年に収録された初期の曲でしたが、そのころ発売されたアルバムには入っていません。それが、この曲がシングルで多く売れた理由なのでしょうかね。それからアルバムでは、Past mastersや1に収録されました。192万枚をUKで売り上げた曲、まだ聴いたことのない人は必ずチェックです!

現在、She loves youのレコードは入手困難(ですし、あえてレコードで聞く必要もそこまでないかなぁ・・・)と思うので、この曲を聴くならPast Mastersというアルバムに収録されていますので、そちらでもチェックできます!

 

第2位: I Want To Hold Your Hand 178万枚

しみじみ聞くといい曲ですよね〜。ポール・マッカートニーが当時付き合っていたジェーン・アッシャーの親(金持ち)の家の地下室で書いた曲です。UKで2番目に売れた曲なのですが、I Want To Hold Your Handは1963年の10月に収録された曲なのですが、 アルバムに入ったのはPast Mastersという感じで、後になってから。つまり、聞きたいならシングルを買わなければならなかったという、She Loves Youと同じ感じがしますね笑。日本語のタイトルは「抱きしめたい」なわけですが、僕にはなんだか、「抱きしめろ=シングルを買え」ってメッセージに聞こえてきました笑。もちろん、全力で抱きしめに行きますがね!

 

第3位: Can't Buy Me Love 154万枚

6枚目のシングルだったCan’t Buy Me Love、ビートルズの歴史を通しても、第3番目に売れた曲なので、初期の頃のシングルの爆発的売り上げは本当にすごいですね。ビートルズって10年ぐらいの歴史ですが、初期の頃の人気がその後も支えていったんだなっていうのが、こういう数字的な分析をすると見えてきますね。このシングルはA面がCan’t Buy Me Love で、B面がYou Can’t Do Thatってな感じで、なんだか意味深ですよね笑。いろんな解釈があっていいと思います。それがファンである楽しみですよね〜!

 

第4位: I Feel Fine 142万枚

ぼくが中学生の時に、「せんせー!あい ふぃ〜る ふぁいん ってどういう意味ですか〜?」って英語の先生に聞いたのを覚えています。当時の英語の先生もビートルズが好きでした。さらに、ぼくの担任は社会の先生でしたが、その先生もまたビートルズがすきでした。みんなビートルズがすきな環境でした。このI Feel Fineですが、出だしの「ちゅうぃ〜〜〜〜〜〜ん」が一度聞いたら忘れられないですよね。この曲もBeatles for saleあたりで収録されたのですが、当時のアルバムには収録されませんでした。あとになってPast Mastersに収録されています。シングルでの売り上げはアルバムに収録されなかった曲っていうのが見えてきましたね笑。

I Feel Fineが収録されているアルバムは、Past Masters、1、などありますが、On Air live at the BBC vol.2というアルバムにも収録されています。もし、きちんとしたバージョンを聞きたいならPast Masters、1がいいと思います。収録風景の雑談や、雑音も聞いて臨場感を感じたいならOn Air live at the BBC vol.2ですね。

 

第5位: Day Tripper/We Can Work It Out 141万枚

5番目に売り上げた曲はDay Tripper/We Can Work It Outですが、We Can Work It Outっていうのはですね、神曲なんですよ。もう、ほんとに聞いたことないなら絶対今すぐ僕のブログから離れていいので聴いてください。特に好きな歌詞は”Life is very short and there's no time for fussing and fighting, my friend”です。「喧嘩している暇はないよ!人生み時間じゃん」って。このポジティブさをみよ!もう、喧嘩するよりビートルズ聴いて楽しみませんか?人生短いですしね。ぼくはこの曲を聴いた時に、ポジティブさってなんなのかわかった気がします。全然難しくない、シンプルでわかりやすい感じです。ポジティブでさえいれば、We Can Work It Outって感じで、なんかいろいろうまくいくんですよね。難しく考えて頭を悩ませる時間なんてないんです。人生短いんだから楽しいことでいっぱいにしましょう!すみません、We Can Work It Outが好きすぎてDay Tripperのことを話すのを忘れていました笑。まぁ、いいか笑!

この2つの曲を聴くにはPast Mastersか1、もしくは前期の傑作集の赤盤ですね〜。

 

第6位: Hey Jude 111万枚

ポール・マッカートニーがジョン・レノンの息子のジュリアンに向けて送った曲です。親が離婚したからきついだろうけど、大丈夫だよっていうメッセージです。ポール・マッカートニーのやさしさがこめられたポジティブバイブスが炸裂しています。優しいポール・マッカートニーがみんな大好きなんだーー!!! さて、Hey Jude。。。もう説明はいらないですよね。そうです。Na Na Na~です。ポール・マッカートニーのライブの終盤で必ずやってくれる曲です。2時間のライブを駆け抜けた後、最後観客を巻き込んで一つにする、ポールと時間を共有できるあの感覚を覚えられる他にはない特別な曲です。なので、他のどんな名曲よりも、この曲だけは全然違った意味を持っています。ポール・マッカートニーのライブを語る上で、Hey Judeだけは外せません。そんなビートルズファンならみんな共感してくれると思う、そんな大切な曲です。

 

第7位: Help!

Helpが7位にランクインするんですね〜!シングルの話をすると、Help!のシングルがアメリカで発売されたのが、1965年の7月19日に対して、イギリスで発売されたのは1965年の7月23日というように、本家イギリスの方が発売が遅いという悲しい順番となっております。(プレステ4がアメリカで先に発売されたような悲しさを感じますね笑。)もしかしたら、がっかりしたファンも多いかもしれません。この時のジョン・レノンのファンに対しての発言も興味深いです。「ファンは”ああ、もうビートルズはA Hard Days Nightの頃のような素敵なビートルズではなくなったんだね”っていう。でも、全員を喜ばせようとすることって無理なんだ。もしそうしたら、自分は誰からも受け入れられなくなる。決断を下さないといけないんだよ。」このジョン・レノンの強い信念が僕は大好きです。

 

第8位: From Me To You

これまで見た通りの傾向として、アルバムに入っていなかったらシングルが売れるという法則が成り立っていますね。この曲もアルバムに収録されたのは後になって、Past Mastersです。ツアーの最中に書いた曲で、旅が終わるまでには歌詞はできていたそうです。このシングルのB面はThank You Girlという曲です。Can’t Buy Me Love/You Cannot Do Thatの組み合わせに似て、このシングルの組み合わせもなかなか面白いと思います。ラブソングや女性を思う歌が多いですね〜。

 

第9位: Hello Goodbye

いい曲ほど、シンプルですよね。この曲がシングルでは第9位なのですね。納得です。ジョン・レノンはこの曲を「"three minutes of contradictions and meaningless juxtapositions".(3分間の対立と意味のない並列)」とズバッと切っていますが、僕個人的には、無意味に見えるポップなリズムが誰も傷つけない、思考を妨げない、ポジティブでハッピーな気持ちにさせてくれるという意味でものすごく価値のある曲に思えます。常に思考を繰り返して知的なイメージのあるジョン・レノンがそういうのも無理はないですが、この曲のとてつもない明るさと優しさと面白さに救われたファンは多いと思います^^!

 

第10位: Get Back

曲が「元いた場所にもどれ!」っていう内容ですので、ポール・マッカートニーは誤解されないようにきちんと、これは人種差別の意図はなく、反人種差別の意図なのであるということを説明しています。当時、移民などに対して心ない対応をしていた政府や報道機関に対してのパリディ的なメッセージのようです。曲の中に出てくるJO JOや、Loretta Martinは完全に架空の人物だそうです。この曲はポール・マッカートニーが作った曲ですが、ジョン・レノンは高く評価しています。一つの曲がその意図するところで多く注目を浴びたこともビートルズの当時の影響力を物語っていますね。

 

ビートルズの歴代シングル売上枚数ランキングTOP10(イギリス)を俯瞰して思う事

シングルのヒットソングをランキング形式で見ていきましたが、初期の頃の歌が多いことの驚きました。しかし、それはすごく納得がいきます。なぜならば、単純にアルバムに収録されていなかったから聴きたかったらシングルを買わなくてはいけなかったんですね〜。アルバムには、曲数で見るとカバー曲が半分くらい収録されていたりするのもあります。それをビートルズのオリジナルの曲を入れればって思ったり、逆にカバーが聴けるのは多分アルバム収録のみなので、それはそれで貴重なので良いって考え方もできます。アルバム収録されており、かつシングルで売り上げている曲を考えると、もしかすると真のシングル第1位は”Can’t Buy Me Love”なのかもしれませんね!愛はお金で買えないけど、このシングルをお金で買った人がかなりいたってことです。

今回のこのランキングは下記のサイトを参考にしました。Top50までみることができるので、興味のある方はみてください!

 

www.officialcharts.com

 

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