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リンゴ・スター2019アメリカライブのセットリスト24曲解説

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1 リンゴ・スター2019アメリカライブのセットリスト24曲解説

来週ですよ!ついに日本にやってきますね、伝説的ロックバンド、ビートルズのドラマーのリンゴ・スターが!

今回の2019ジャパンツアーは福岡から始まりますが、1日だけアメリカでライブをした後に日本に来ます。このライブを先日の3/21に終えました。さぁ、次は日本ですよ!

 

でも、焦る事なかれ!事前にしっかりと先日のアメリカでのセットリストを確認したいですよね。そうすることで、2倍も3倍も今回のライブが楽しめると思います。

 

セットリストはすでにネット上に公開されていますので、別の記事でまとめたものと重複するところもありますが、そちらを参考に全ての曲24曲をまとめて解説してみました。

 

今回のアメリカライブではざっくり言うと、半分がビートルズ&リンゴスター系の曲で、もう半分が他のオールスターバンドメンバーたちの曲という感じでした。詳しくはこれから解説していきますね!

 

これで、当日はしっかりリンゴ・スターと一緒にPeace & Loveできます!

 

 それでは、リンゴ・スター2019アメリカライブのセットリスト24曲解説、スタートです!

 

 

2 各曲について解説

 

1. Matchbox

ライブ1発目がこれだったんですね!この曲はカバー曲なのですが、もともとはビートルズの初期メンバーのピート・ベストがソロで歌っていました。しかし、ピートの後に、ジョン・レノンがソロを引き継いで、そしてリンゴ・スターのボーカル曲になりました。この曲はハード・デイズ・ナイトに収録される予定でしたが、のっぽのサリーの方が優先され、なくなりました。Past mastersに収録されています。

 

 

2. It Don't Come Easy

クレジットはリンゴ・スターのみですが、実際はジョージ・ハリスンが作曲に協力してます。と言われると、たしかになんとなく、ジョージ・ハリスンっぽい感じもする曲ですよね。PVをみると、ゲレンデでピアノを弾いているリンゴが見れます。

 

 

3. What Goes On

曲のクレジットはLennon McCartney Starkeyとなっており、リンゴ・スターの名前もしっかり入っています。実際リンゴ・スターは曲作りの際に結構苦戦していたらしくて、メンバーからアドバイスをもらっていたみたいです。メンバーが協力してくれて作った曲を、リンゴ・スターがライブで歌うっていうストーリーが本当に大好きですね〜。歌っている時に当時のことを思い出しているんでしょうかね^^

 

 

4. Evil Ways(Santana)

メキシコ系アメリカ人のバンドのSantanaの曲です。ビルボードTOP100にはピーク時で第9位にランクインしたヒット曲です。Santanaでの最初に売れた曲でもあります。曲の内容は、男が女性に対して嫉妬やヤキモチを感じている内容です。「家に帰ってきたら真っ暗だしさぁ〜。友達と過ごすんじゃなくて、もっと俺をみてくれよ〜」って内容です。

 

 

5. Rosanna(Toto)

Totoの曲です。Totoといえば、Africaが代表曲ですよね。さてこのRosannaはイギリスで12位、アメリカで2位を記録した曲です。曲のタイトルになっているRosannaですが、これは女優のRosanna Arquetteにちなんでつけられています。TotoのリーダーDavid Paichがいいアイデアを探していて、キーボードのSteve PorcaroがRosannaと付き合っているのをみてこの曲を書いたそうです笑。結局この曲がリリースしてだいぶ後に別れました。この女優はGenesisのPeter Gabrielに90年代の初めに関係があったり、2007年にはポール・マッカートニーともデートに行っています。ミュージシャンが好きなRosannaですね笑

 

 

5. Pick Up The Pieces(Average White Band)

インスト、つまり楽器演奏の曲です。イギリスで6位、アメリカで1位を獲得しています。Average White Bandと、少し長い名前ですね。これをAWBと短くして、自分のバンド名AWBとつけたアルバムをリリースしたら見事1位!この曲で一躍有名になりました。多くのラップミュージックにこの曲のサウンドがサンプリングされています。影響力の高い曲ですよね!

 

 

7. Down Under(Men at Work)

Man At Workというオーストラリアのグループの曲です。1981年にコロンビアレーベルで出ていますが、1年前に別のレーベルで少しテンポの違うバージョンを出しています。

歌詞の中のfull of zombieとはマリファナのことみたいです。また、Fried out Kombiとは、壊れたバンのことで、よくcombieと間違われますが、正しくはkombiです。これはフォスクスワーゲンのKombivanという車のことです。

 

 

8. Boys

こちらもビートルズ時代のレパートリーです。アメリカの女性グループのShirellesが歌っていた曲のカバー曲になります。これを初期の頃のビートルズがカバーしました。ボーカルはリンゴ・スターが担当したので、今もなおライブで歌っているのでしょうね!

 

 

9. Don't Pass Me By

この曲はビートルズのホワイトアルバムに収録されています。そして、リンゴ・スターの最初の作曲し、自身が歌っている曲になります。ということで、とても特別な曲ですよね。ホワイトアルバムは1968年にリリースされましたが、この曲はかなり前に書かれていました。1964年にインタビューにて、リンゴ・スターは曲を書く予定があるのかという質問をされたのですが、ポール・マッカートニーがDon't Pass Me Byを少し歌ったようです。

 

 

10. Yellow Submarine

リンゴ・スターといえばこの曲ですよね。音楽で世界を救うというコンセプトのアニメ映画にもなっているので超有名。ほのぼのとしたリンゴ・スターの歌声が特徴的です。ビートルズの曲としても有名ですので、この曲を聴きにライブに行くっていう方も多いのではないでしょうか。

1989年の第1 期オールスター・バンドから第13 期までで、すべてのライブで歌われています。

 

 

11. Cut the Cake(Average White Band)

Cut the Cakeは、同じタイトルCut the Cakeというアルバムに収録されています。AWBのサウンドは本当にノリがいいです。アルバムはアメリカでは4位を獲得、シングルは10位という好成績を収めました。個人的にもAWBのシンプルでポップなリズムが好きです笑

 

 

12. Black Magic Woman(Gypsy Queen)

アメリカで4位になったSantanaのヒット曲ですが、実際はイギリスで1968年にFleetwood Macがリリースし、37位を記録した曲のカバーです。曲を書いたFleetwood MacのPeter Greenは、カバーして来れたおかげで、印税を得ることができて生活が助かったようです。もし、カバーしてもらっていなかったら、ジブシーみたいにになっていたかも!? 曲のタイトルはBlack Magic Woman/Gypsy Queenだったのですが、Gypsy Queenの部分はその後なくなりました。

 

 

13. You're Sixteen

作曲したのはSherman Brothersという、ディズニーのIt's a small worldとかを作った人です。ということで、この16歳の女の子に惚れ込んでいるという内容の歌はカバー曲ってことですね。身近に16歳の誕生日を迎える人がいたら紹介したいですね〜。

 

 

14. Anthem

曲の出だしの音がビートルズのGrass Onionっぽいっていう個人的な感想ですw。この曲はRINGO 2012というアルバムの最初の曲です。This is anthem, peace and love〜という歌いだしです。何と言っても、Peace and Loveというリンゴ・スターのお決まりフレーズが入った曲ですから、特別感がすごくありますよね!

 

 

15. OverKill(Men at Work)

Cargoというアルバムに収録されています。イギリスで21位、アメリカで3位というけっこう差がある曲ですね。この曲は当時の彼らの心情を表現している曲だとインタビューで答えています。「不安をもちつつ、わからないことや、コントロールできないことが起こることはわかってるけど、進んでいくんだ。」みたいな感じです。

 

 

16. Africa (Toto)

この曲まじで、大好きです笑 Totoのいや、Toto以外のアーティストを考えても数あるバラードの中でも最高のバラードの中の一つですよね。曲の内容は、アフリカに魅せられた男に、女性が会いに来て、この女性と一緒になるのであればアフリカを去らねばならない。決断を迫られている状況です。 この曲を書いたのはTotoのリーダーDavid Paichですが、書いた時にはアフリカへは行ったことがありませんでした。TVでアフリカの飢餓の状態などをみて、自分がそこにいたらどうするだろうってことを想像したそうです。

 

 

17. Work to Do (The Isley Brothers)

ネット上のコメントが面白いです。「この曲を朝のアラームがわりにしては?」とか「マジでめんどくせぇ仕事を片付ける時に聴くんだ」とか。曲の内容は、膨大な仕事のせいで、奥さんと過ごす時間やその質が低くなっていることでの訴えです。いつの時代も聞いていかれそうな名曲だと思うのは僕だけでしょうか?最近の僕のブログの更新頻度が低いのは、、、そう仕事のせいです笑。

 

 

18. Ode como va(Sanatana)

もともとは50年代にサルサのレジェンドTito Puentが書いた曲です。Santanaがカバーして、ギターや、キーボードを入れてアレンジしました。アメリカで13位を記録しました。ちなみにTito Puentのバージョンは日産のテレビCMで使われていたそうです。試聴版はTito Puentです。

 

 

19. I Wanna Be Your Man

ビートルズ時代の曲ですね。With The Beatlesというアルバムに収録されています。ボーカルをリンゴ・スターが務めたので、作曲する際にはドラマーが歌えるようにシンプルでアップテンポの曲にしたとポール・マッカートニーが語っています。

 

 

20. Who Can It Be Now? (Men At Work)

Men At Workの曲です。1981年にオーストラリアでリリースし2位を獲得、アメリカでは翌年に発売されて1位を獲得しています。Colin Hayが書いた曲で、「森の中で彼女と過ごしていたんだ。時間を潰すには最高なんだよね。そしたら、ふと曲が思いついて、30分で書いた。(英語はhalf and hourとなっており、half an hour(=30分)の間違いかと・・・。)

いや〜、彼女と森林浴していて思いついた曲が爆発的に世界的にヒットしたっていうのはすごいかっこいいですね。

 

 

21. Hold the line(Toto)

Hold the lineとは現状維持を意味する表現です。この場合は、男が女性に対して、自分たちの関係を維持しようよって意味で言っています。Hold the Lineは電話での表現です。しばらくお待ちください的な。

実際、曲を書いたDavid Paichは高校の時に、ディナー中に一気に3人の彼女から電話がかかってきて焦ったそうです。まるでジャグリングをしているようだったと語っています。モテモテですな〜。

 

 

22. Photograph

1973年に発売されたRINGOというアルバムに収録されている曲で、日本語のタイトルは『想い出のフォトグラフ』というタイトルです。シングルでは1位を獲得しました。ジョージ・ハリスンがハーモニーボーカルと12弦ギターを担当こともチェックしておきましょう!

 

 

23. Act Naturally

ビートルズ時代のリンゴ・スターがボーカルと担当した曲ですね。ヘルプ!に収録された曲ですが、作曲はビートルズではなく、Johnny Russell, Voni Morrisonです。これがビートルズ最後のカバー曲となりました。原曲もカントリーな雰囲気で気持ちのいい曲です。

 

 

24. With a Little Help From My Friends

この曲は不朽の名曲ですね。ビートルズの曲の中でもトップレベルでファンが多い曲だと思います。というのも、ビートルズのアルバムで一番評価が高いといわれるアルバムのうちの一つのサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドの2曲目なのです。1曲はサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドという曲ですが、曲の終わりに「さぁ、おまちかね!ビリーシアーズとサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドです!」みたいな紹介の仕方で、この曲が始まるので、ビートルズファンならみんなが知っている定番の曲って感じなのです。

 

 

3 リンゴ・スター2019アメリカライブのセットリスト24曲解説 まとめ

最高でしたね。みなさんはこのセットリストどう思いましたか?リンゴ・スターやビートルズの曲はもちろん聴興奮します!その他の、バンドメンバーの曲についていうと、個人的にはAfricaとWork to doが最高です!

 

試聴を聞いたらもうライブに行った気がしてきましたか?まぁ、そこまではないですよね笑。でも、新しく聴くよりも、事前に聞いておく方が、ライブ当日の

 

「きたきたきたぁあああああーーーーーー!!!!!!」感

 

が違ってきますよね!ぼくは、事前に聞いておくタイプの人間です。みなさんはいかがでしょうか。

 

と言ってもセットリストは参考ですので当日何をするかはまだわかりませんね!ほんっっっとに楽しみですよね!

 

ライブ後はまた感想なども書いていこうと思います。みなさんとこのライブを共有できたらと思います。よろしくおねがいたします!!!!

 

ビートルズが本当に好きなので、これからもいろいろビートルズに関してブログを書いていこうと思います!

 

リンゴ・スターの歴代のライブから多い曲順にまとめた記事はこちらです。チェックしてください!

 

www.enjoybeatles.com

 

そして、リンゴ・スター以外のライブメンバーの曲もまとめてみたのでこちらもチェックしてください!

www.enjoybeatles.com

 

もうライブまであまり時間はないですが、アマゾンプライムのお急ぎ便とかでなら間に合うと思います。ライブに何を着て行きますか?。

 

 

また、ライブの前にCDを聴きこんでおくのも大事ですよね〜。まだまだ、やることはたくさんありそうです笑!楽しいですね^^

 

 

 

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