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ビートルズ初心者がまず聴くべきヒット曲20選

ビートルズベスト20曲



今やレジェンドと言われるビートルズですが、僕が15年以上ビートルズファンをやってきて、初心者がまず聴くべきヒット曲20選を紹介したいと思います。これを知っていたらビートルズの有名どころの曲はひとまず網羅できかなっていうものをまとめてみようと思います。

 

そう、ぼくの独断と偏見で笑!

 

この記事はタイトル通り、ビートルズ初心者の皆様に向けたものです。ぼくよりお詳しい方は、宝石をジャラジャラ鳴らしながら生暖かい目でみていただけたら嬉しいです。(有名なジョン・レノンのセリフ参考)

 

この記事の対象者は下記のような感じです。

  • ビートルズを聴いてみたいけど何から聴けばいいかわからない方
  • 有名な曲のポイントをさらっとチェックしたい方
  • ビートルズファン暦は15年以上だけど、どんなもんかファン歴20年分ぐらい上から目線で読んでやろうって思ってくださる方

ということで、さっそくいってみましょう!

 

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LOVE ME DO

ビートルズのデビュー曲、LOVE ME DOです。ビートルズの歴史はここから始まったわけですから、押さえておきたい曲です。イギリスで17位を獲得しました。ジョンのハーモニカが爽やかですごく気持ちがいいですね!この曲の原型はポールがすでに15歳の時に作っていたからすごいです。

歌詞に"Oh プリィ〜〜〜〜〜イ イ〜〜〜ぃいいい〜〜〜〜ズ ラブミー ドゥ〜〜〜"ってあるんですが、ここを間違えて、"Oh プリィ〜〜〜〜〜イ イ〜〜〜ぃいいい〜〜〜〜ズ プィ〜リ〜ズ プィ〜リーズ ミ〜〜〜"って歌ってしまうと、同じく初期の頃の大ヒット曲"Please Plese Me"と混同してしまうので初心者は注意が必要です。中学生の頃僕はLove Me Doの歌詞にあるPleaseにつられてこっちがPlease Please Meと思ったりして混乱していました。

この初心者が陥りがちなトラップをPlease Please Love Me Do現象とぼくが勝手に命名してます。

 

 

 

PLEASE PLEASE ME

そして先ほど説明した、PLEASE PLEASE MEです。初期の曲の中では必聴です。なぜかって、この曲で初めてビートルズが1位を獲得したからです。ジョンとポールの”Come on, Come on, Come on”の掛け合うリズムはとてもキャッチーで心を掴まれます。Please Please me の意味ですが、最初のPleaseは「お願い」、2つ目のPleaseは「喜ばせる」って意味ですので、つまり「私を喜ばせてください」っていう意味です。

ぼくはこの曲を聴くたび喜ばさせられています。(日本語合ってます笑?)

 

収録アルバム : Please Please Me

 Love Me do、Please Please Meはこちらでも詳しく解説しています。ビートルズのアルバム"プリーズ・プリーズ・ミー"の解説と収録曲まとめ

www.enjoybeatles.com

 

 

A HARD DAY’S NIGHT

このタイトルはドラマーのリンゴ・スターがつけました。この英語はリンゴの独特なセンスがないと成しえなかった表現。今では定着したこの英語も当時はいい意味で違和感があったとか。ちなみに、A HARD DAY’S NIGHTのタイトルで映画もあります。この映画はモノクロです。時代を感じますよね。 日本語版は「ビートルズがやってくる、ヤァ!ヤァ!ヤァ!」という謎なタイトルがつけられていたり、「ハード・デイズ・ナイト」だったり、「ア・ハード・デイズ・ナイト」だったり・・・統一感ゼロです笑。

でも大丈夫、ビートルズファンは小さいことを気にしない、でっかい心でだいたいのことを包み込む人が多いので問題ありません。ALL YOU NEED IS LOVEの精神で行きましょう!

 

 

CAN’T BUY ME LOVE

「愛はお金で買えない」というこの曲、ポールが書いたビートルズ初期の名曲の一つです。ポール自身も「(お金で)所有できることはすごくいいけど、本当に大切なものは買うことはできない」みたいなことを言っています。人生において愛に重きをおくポールの思想が初期から確立されていたことがわかるという意味でも、外せない大切な曲ですね。また、愛だけではなく、今もなお現役でライブやってることを考えると、お金以外に大切なことってたくさんあるっていっている感じがして説得力が増しますよね。

 

収録アルバム : A Hard Days Night

A Hard Days Night、Can't Buy Me Loveはこちらでも詳しく解説しています。ビートルズのアルバム"ア・ハード・デイズ・ナイト"の解説と収録曲まとめ

www.enjoybeatles.com

 

HELP!

アルバムのタイトルにもなり、さらにビートルズの映画にもなったこの曲ですが、日本では「なんでも鑑定団」のテーマ曲として使われているので有名な曲ですよね。最初の歌詞がとても面白いと思います。HELP! I NEED SOMEBODY, HELP NOT JUST ANYBODY, HELP YOU KNOW I NEED SOMEONE, HE〜LP♪訳すと、「助けて!誰かの助けがいる!誰でもいいわけじゃないけど。助けて!まじで必要だってわかるっしょ?」みたいな感じです。なんか、贅沢なSOSで面白いですよね笑。日本のタイトル(映画、アルバム)は「ヘルプ!4人はアイドル」となっています。

「え?4人はアイドル???このタイトルどっから来たんだよ?勝手にぼくの大好きなビートルズにオリジナルタイトルつけてくれるんじゃないよ!」って思った方。安心してください。ビートルズファンは小さいことを気にしない、でっかい心でだいたいのことを包み込む人が多いので問題ありません。あるままを受け入れるのです。LET IT BEの精神で行きましょう!

 

 

 

TICKET TO RIDE

「涙の乗車券」という邦題がついたこの曲も有名な曲の一つと思います。邦題は置いておいて、英語のタイトルが実は少し面白いのです。ポールのいとこと旦那さんがワイト島(Isle of Wight)のライドというところにパブを経営していて、そこにポールとジョンが遊びに行ったことがあったそうです。そこで、このTicke to rideのrideをライド(Ryde)とかけているというダジャレです。

 

 

YESTERDAY

ポール・マッカートニーが朝目覚めたら頭の中にあった曲。曲の作り方が天才ですよね。しかも、その曲が歴史的な名曲ですからね。もう説明もいらないくらいに偉大な曲です。

ということで、駄文を書くとこの曲に申し訳ないのでさらっと書いて終わりにします。もし僕が朝起きて、いい説明を思いついたら加筆します。

 

収録アルバム : Help!

Help!、Ticket To Ride、Yesterdayはこちらでも詳しく解説しています。ビートルズのアルバム"ヘルプ!"の解説と収録曲まとめ

www.enjoybeatles.com

 

 

NORWEGIAN WOOD

ジョン・レノンがメインで作りました。内容は大人の情事を歌った曲です。しっとりとしたシュールで流れていくようなメロディに心を掴まれますね。日本語では「ノルウェーの森」と訳されるこの曲ですが、歌詞を読んでみると、実際は森というより、家具とか、ノルウェーの木材というような感じだと思います。

IKEAに行くたびにビートルズを感じることができますよね。まぁ、IKEAはスウェーデンだけど。

 

 

IN MY LIFE

聴きどころはジョン・レノンのメロディーです。インタビューでジョン・レノンは、「振り返ると、ポールはメロディーを書いてきたが、自分は叫ぶようなロッケンロールを書いてきた。」と言っています。また、あるジャーナリストにジョン自身のことを歌に入れないのかと言われたこともありました。それに触発されて、メロディーを大切にしたジョン・レノン自身をノスタルジックに描いた曲がIN MY LIFEです。

あるジャーナリストさん、グッジョブ!

*今回は初心者向け記事なので、あるジャーナリストさんには言及しません。

 

 

YELLOW SUBMARINE

ビートルズのアニメ映画の主題歌でありタイトルにもなっている曲、YELLOW SUBMARINE。ドラマーのリンゴ・スターが歌うビートルズの曲は数少ないですが、その中でも群を抜いて有名な曲ではないでしょうか。映画は音楽で世界を救うサイケデリックな映画です。脱力して見ましょう。アートワークがぶっ飛んでて好きです。ぼく気がついたらYELLOW SUBMARINEの切手やらノートやらいろいろ持ってました笑。

 

 

SGT. PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BAND

SGT. PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BAND/サージェント・ペッパー・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドというアルバムでもあり、曲単体でもあります。ポール・マッカートニーがこの曲を書いた後に、もしサージェント・ペッパー・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドっていうものが本当にあったらどうだろうって思いアルバムを作ってしまいました。製作時間はPlease please meというアルバムは10時間なのに対して、129日、700時間もかかかりました!この後に来るWith A Little Help From My Friendsという曲も最高のできです。

 

 

MAGICAL MYSTERY TOUR

これも同様のタイトルで映画になった曲です。冒頭の箇所ですが、子供の頃はずっと”ララ〜ララップザミステリーツア〜”って歌ってるのかと思っていました。実際は、ララ〜じゃなくて、roll upです。やってきた!、歓迎!みたいな意味です。全体で言うと、”Roll up roll up for the Mystery Tour”が本当なんですね。映画を見ると非常にカオスなよくわからない映画です。レストランでジョンがシャベルでスパゲッティを客のさらに大盛りに盛っていたり。サイケデリックな感じです。

「映画版だったらおきまりの個性的な副題はつかないのかな?」って思った方、もう小さいことは気にしないでおきましょう。ビートルズファンは心が広いのです。心の広さは宇宙をまたぎます。ACROSS THE UNIVERS の精神で行きましょう!

 

 

 

HELLO GOODBYE

HelloとGoodbyeだけでこんなに楽しい素晴らしい曲を作れるってすごくないですか?歌詞を読むと、なんてことない、印象としてはほぼほぼHelloとGoodbyeとYesとNoを連発して終わる曲です。しかし、これがものすごくいい。このシンプルなのに名曲っていうのがビートルズの真骨頂なんでしょうね。

 

 

 

STRAWBERRY FIELDS FOREVR

曲を聞いたらわかりますが、初期の頃のバンドのような楽曲ではなく、時間をかけて作り込まれた曲になっていることがわかります。ものすごいスピードで曲を作るジョンがこの曲は実際には自宅にこもったりして丁寧に仕上げていきました。繊細なジョンの内面を描いた大切な一曲ですので絶対に聞くべき曲の一つです。

初期の頃のシャウトなジョン・レノンが緻密に作ったわけですからね。ストロベリー畑、フォーエバーですからね。最高じゃないですか!

 

 

OB-LA-DI, OB-LA-DA

明るい曲で、すごくポジティブな気持ちにさせてくれるイントロから始まります。日常を切り抜いて描き、”OB-LA-DI, OB-LA-DA=人生は続いていくね”っていうメッセージです。明るくほのぼのとしたみんなに愛される名曲ではないでしょうか。ポジティブな曲って言ったら、はい、その通り!この曲もポールの書いた曲です!ジャマイカのスカを取り入れて書きました。曲の中のDesmondとMollyは西インドっぽい響きみたいです。というのも、この曲が書かれたのは、ポールがインドにいた時なのです。インドでジャマイカサウンドを書き上げるっていうのも、すごい話ですよね!(あ、ちなみにジョン・レノンはあんまり好きじゃないみたいです笑)

 

 

ALL YOU NEED IS LOVE

「愛こそはすべて」ってタイトルで日本では有名ですよね。その通りですよね。愛こそはすべてですよね、人生。特にポールはソロになってラブソングを多く歌ってる気がします。そんなことを考えると、この曲はポールを聴く上で大切な曲だったりするのかなって思います。ちなみにこのPVが世界同時衛星放送されました。世界中にポジティブバイブスを撒き散らしたビートルズ、まじすごいですよね。

 

 

HERE COMES THE SUN

ビートルズ時代のジョージ・ハリスンの曲はいくつかありますが、個人的にはこれが一番の名曲。ビートルズ時代、作曲数でみればジョージはジョン・レノンやポール・マッカートニーに比べてあまり目立っていないですが、曲の完成度はやはり超一流です。ビートルズのよさとジョージの良さが際立った優しい曲。この曲が好きならビートルズ解散後のジョージのソロを聴くとジョージの世界がより一層わかります。解散後のソロの曲で”Here comes the moon”という曲もあります。タイトルがすごく似ています笑

 

 

LET IT BE

ビートルズ後期の様子を収めた映画LET IT BEのタイトルにもなった曲。解散に近づいて進みつつある中、作られたこの曲に込められた意味を感じると震えてきますよね。学生時代からの仲間と、もう元には戻れないくらいの険悪な関係になって最後はLET IT BE(あるがままに、なるがままに)でいこうよってメッセージだと思います。そんなことを考えると泣けてきます。

明日僕は健康診断。事前に悪あがきはしません。LET IT BEでいきます。

 

 

GET BACK

この曲では、ある人に対して「元いた場所にもどれ!」っていうことを連呼しています。例えばJojoなどの名前が出てきますが、作ったポールは特定に人を指しているわけではない、と言っています。当時イギリス政府のパキスタン人に対する移民政策に対して風刺した曲です。政治を風刺するというのもビートルズのメッセージ性の高さを感じ取れて、ぜひ聴きたい曲に入れました。

 

 

HEY JUDE

ポールマッカートニーのライブの終盤で定番の曲です。最後みんなでNa na na〜します。曲の中に「Na~Na~Na~」みたいな箇所があるんで、そこを観客に歌わせたり、「はい!男子Na na naやって!」、「よし、次は女子Na na na!」みたいな感じでこの曲でインタラクティブにライブを演出します。この曲がポールのライブをより一層面白くしています。僕もこれまで4回ほどポールのライブに行きましたが、一緒にNa na naさせていただきました。

 

 

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ビートルズ初心者がまず聴くべきヒット曲20選のまとめ

代表曲を独断と偏見で書きましたが、いかがだったでしょうか。かなり悩んだ末の20曲です。バランスよく無難に選んだというよりも、いちビートルズファンの僕自身の経験で初心者にまず聴いてほしい20曲を選んでみました。どの曲も濃いエピソードがあるので、それを知りながら曲を聞くとより一層楽しめますよ。今回のタイトルは「ビートルズ初心者がまず聴くべきヒット曲20選」ということでしたので、それぞれの曲については深く掘り下げませんでした。じっくりと1曲を掘り下げるのは、みなさんがまずは20曲聴いていただいた後にでも。

ぼくはビートルズの知識をひけらかしたり、トリビアを一方的に言う、いわゆる痛いビートルズオタクになりたくありません。みんなでビートルズを楽しみたいだけ。それだけです笑。ひとりでも多くのひとにビートルズを好きになってもらったら、ぼくにかまってくれる人が増えますからね笑。

 

読んでくれてありがとうございました。

 

 

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